Issue

子どもが自ら遊び育つ場が失われている

子どもに関わる大人が変わると

社会が変わる

自由な遊び空間の減少、塾や習い事による自由裁量時間の減少、一緒に遊ぶ仲間の減少、けがへの不安、公園での騒音問題などを理由に、子どもたちが日々の生活の中で自ら遊び育つことが出来る機会が年々減少しています。

その結果、保育園や学童など、制約の多い遊び場で、大人の監督下で過ごす子どもが増えており、心にも身体にもさまざまな影響が出てきていると言われています。それと同時に、子どもに関わる大人の側も、子どもや保護者、地域との関わり方、怪我のリスクの捉え方など、多くの悩みを抱えています。

このような社会背景の中で、大人がいる中でも子どもが自ら遊び育つ環境を整備し、拡大していくことが、今後ますます重要になります。子どもの「やりたい!」が大切にされる社会を実現するためには、日本の環境や価値観に合ったプレイワーカー育成プログラムが必要なのです。

子どもの「やりたい!」が
大切にされる社会の実現を目指して

About Us

日本プレイワーク協会について

日本プレイワーク協会は、主体性が発揮される環境が子どもの発達において重要であるとの観点から、子どもの「やりたい!」が大切にされる社会を実現することをビジョンとして、子どもに関わる全ての人に「日本版プレイワーク」を広めることを目的とし、2016年に設立しました。

当協会では教育・保育・心理学などプレイワークに関連する専門の学識者や、遊び場の専門従事者が集まり、プレイワークを学ぶためのプログラムづくりを進めています。

代表理事のご紹介

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嶋村 仁志

代表理事

1995 年、英国Leeds Metropolitan 大学ヘルス&ソーシャルケア学部プレイワーク学科高等教育課程修了。1996年より、羽根木プレーパーク、川崎市子ども夢パークなど、冒険遊び場のプレーリーダー(プレイワーカー)を歴任し、国内外で冒険遊び場の立ち上げや子どもの遊びに関わる人の研修や啓発に携わる。2005 ~ 2011 年には、IPA(International Play Association ・遊ぶ権利のための国際協会) 東アジア副代表を務め、海外とのネットワークも広い。その他、国内外のシンポジウム、講演会への登壇、研修講師など幅広くプレイワークの普及に従事。一男一女の父。

団体概要

事業内容

  • 子どもが主体性を発揮できる環境づくりの専門分野である「プレイワーク」を学ぶためのプログラム開発事業
  • 「プレイワーク講座」の実施事業
  • 「プレイワーク講座」プログラム等の保護及び普及事業
  • 講師(プレイワークトレーナー)の審査及び認定事業並びに講師のスキル維持及び向上を目的とした育成事業
  • 「プレイワーク講座」プログラム等の講師派遣および実施支援事業

組織概要

名称:一般社団法人 日本プレイワーク協会 Japan Playwork Association
代表理事:嶋村 仁志
所在地:東京都目黒区柿の木坂2-27-21-301(事務局)
設立日:2016年11月24日

理事;

嶋村 仁志(代表理事)一般社団法人TOKYO PLAY代表理事/IPA日本支部運営委員/NPO法人日本冒険遊び場づくり協会理事/大妻女子大学非常勤講師

天野 秀昭 NPO法人 園庭・園外での野育を推進する会 理事長/NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会 評議員/NPO法人 プレーパークせたがや 理事/NPO法人 フリースペースたまりば理事/公益社団法人 こども環境学会 評議員

及川 研 東京学芸大学 教育学部 健康・スポーツ科学講座 教授

岡 健 大妻女子大学 家政学部 児童学科 教授

関戸 博樹 プレイワーカー(フリーランス)/NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 代表

関戸 まゆみ NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会 評議員(前代表)

武田 信子 一般社団法人 ジェイス代表理事/臨床心理士

田中 麻美子 オリスジャパン株式会社 代表取締役CEO/元ビクトリノックスジャパン株式会社 代表取締役CEO/在日スイス商工会議所役員

中川 奈緒美 NPO法人 PLAYTANK 代表

福島 智子 NPO法人 プレーパークせたがや 理事

植田 泰(事務局長)ビオキッズ実行委員会 代表/グラフィックデザイナー/映画「あそびのレンズ」プロデューサー